「死にたい」と言う人について⑴
SNSでよく「死にたい」と発言する人たちがいる。そのような発言をする人って3つくらいに分けられるのじゃないかしらと思ったので僕なりに分けてみました。
※本当の本当に個人的な考えです、不快になられる方もいるかもしれません。ごめんなさい。
①ただ言いたいだけ(口癖化することも)
実際に誰かの反応を得ることを目的としているのではなく、それを発言することに意味を見い出すようなタイプです。ただ言いたくて仕方ない、たとえ誰がどのように思ったとしても。また、言いたいだけなので助けは必要としていません。むしろ手を差し伸べられたら嫌な顔をするでしょう。他者のことは気にしないので。
②発言した時の反応を見たい
注目を集めて目立ちたい、所謂「かまってちゃん」。非難されたとしても、そもそも誰かに自分がそう発言したことを発見してもらえたことに意味を見い出します。他者からの反応によって自分が今ここにいることを意識することに安心します。それがただの快感となるのか、救いになるのかはその人次第です。
③助けてほしい
本当に助けを求めています。心の底から死にたいと叫び、少し背中を押されたらきっとそのまま崩れてしまいます。それくらい儚いのです。ホットラインなどの相談窓口をすすめる声があったとしても、それさえ自分を救うことはできないと悲観する人もきっと多いことでしょう。
救いはないのだと思ってしまった人のケアは本当に難しく、ぐちゃぐちゃになってしまった糸を、慎重に慎重に解いていくような気力・解いていく最中に支えてあげられる包容力がなければなりません。ですから、このタイプの方へは、どうか中途半端な慰めをするのはやめていただきたいと思います。中途半端な慰めがさらにその人を傷つけることはきわめて容易なことなのです。
(つづく)